7月行われる東京都知事選で立候補を
表明している前広島安芸高田市長の
石丸伸二氏が公約を発表した。
政治再建 都市開発 産業創出の3つですが
- 都民としてどんな公約なのか心配だ
- この人に任せて大丈夫なのか
- もっと簡単にわかりやすく公約を知りたい
そんな方もいらっしゃると思いますので
わかりやすく解説していきたいと思います。
石丸伸二とは?
元安芸高田市長。
居眠りしていた議員らに対して
『恥を知れ! 恥を!…と声が上がってもおかしくない』との発言が反響を呼び、またたく間に話題に。
SNSを取り入れた政治戦略が反響を呼び
安芸高田市の公式チャンネルの登録者数は
市の公式チャンネルでは日本一の26.6万人へ
Xのフォロワー数は43.5万人(2024年6月)と
いまだに伸び続けています。
そもそも公約とは
(政府・政党などが)公衆に対して、ある事を実行すると約束すること。その約束。
とあります。
例えば、消費税を無くす
賃上げを行う、子育て支援をするなど
ちなみに小池百合子さんは2016年に
『7つのゼロ』を掲げていました。
当選したらこんなことをやります!
と宣言するような感じですね。
石丸伸二の公約をわかりやすくまとめ解説
政治再建
都政の見える化・わかる化
SNS、YouTube等の活用、情報公開の徹底
安芸高田市でも行っていたSNSによる情報公開ですね。
これによって多くの市民の関心を
向けることが出来ました。
安芸高田市でも逐一議会の様子などが
報告されていましたね。
東京でもYoutubeなどで議会や東京の現状が
丸裸にされることでしょう。
ICTを活用した民意の集約
情報収集に基づく行政サービスの最適化
ICTとは、日本語では情報通信技術という意味で
TwitterやLINEなどのSNSもICTの一部です。
SNSなども活用して皆さんの意見を聞きますよ
という事ですね。
そして行政サービスの最適化という事は
皆が求める必要なサービスを都が行い
逆に不必要なものは削減していくと思われます。
政策の合理化・適正化
利権政治からの脱却、バラマキ事業の廃止
「利権政治はもうやらん」
「悪習を必ず廃止できると考えている。
既存の政治から距離を取る。政党には属さない。」
「右でも左でもなく国民に対してど真ん中であろう」
という風に発言していました。
よくあるズブズブの利権政治はもうやめよう
というわけですね。
政策の合理化、適正化という事は
不必要なものは省き、真に必要なものを
本来あるべき姿にしていこう。
無駄なお金をばらまくのではなく
都民の声を聞きながら、必要で
効果的なお金の使い方をしていきましょう。
という事でしょう。
都市開発
災害リスクへの対応
役割分担(自動・共助・公助)の明確化、復旧、復興への財政的準備
特に迅速に手を打たなければならない。
と言われた部分です。
昨今の地震でも初動遅れなど政府の対応や
連携に疑問を持つものも多かった中
特に過密な東京では被害が大きくなってしまう。
その為、役割分担を明らかにすることや
そのためのお金も準備しておかなければ
ならないという事です。
二つのエコ(経済と環境)の両立
人と自然の調和、物質的・精神的な豊かさの追求
エコノミー(経済的な節約)とエコロジー(環境保全)
経済の豊かさを保ちながら自然への配慮をしていく。
東京という大都会でありながら二つのエコを
両立をさせていくわけですね。
多摩格差是正
特色の特化、ハード・ソフトの充実
多摩格差とは簡単に言うと多摩地域では
東京23区に比べて交通などサービス等が
行き届いていないという事です。
これに関して『リバランス』(再調整)
という言葉を使っていました。
「特色の特化」というのは多摩の地域の良さを
最大限発揮するという事でしょう。
「ハード・ソフトの充実」とは
「ハード」は施設や設備、機器、道具
といった形ある要素のことを指す言葉で
これに対し、「ソフト」は人材や技術
意識、情報といった無形の要素のことを言います。
多摩の魅力をハード・ソフトを充実させながら
発揮し23区とバランスを再調整していく。
それによって多摩格差をなくしていく。
過密も和らげるといった方針です。
過疎化地域にも特色を生かした新たな魅力を
生み出すという政策の様です。
産業創出
教育の深化・進化
学校環境の改善、学校教育の充実
子どもたちの成長が都市の成長につながる。
少子化となっている過酷なこの時を
支えていかなければならない
子どもたちに、有利な環境を
整えていかなければならない。
その為に学校環境の改善、学校教育の充実
が必要なわけですね。
教育する側の重要性も考慮しています。
外需の取り込み
インバウンドへの需給両面での対応、コンテンツ産業の育成
外需とは国外からの需要です。
インバウンドとは外国人が訪れてくる旅行のこと。
国外から旅行に来てもらって
お金を落としていってもらおう
という事ですね。
ただ観光客が押し寄せ過ぎて困らないよう
円滑に取り組む工夫をする。
更に漫画やアニメなど日本が得意な
コンテンツを海外に向けて届けられるように
コンテンツが生まれ育まれる環境を整備していく。
という感じで答えていましたね。
道府県との協調・協働
回遊型社会の構築、相互作用的な文化交流
東京都は交付税などで地方を支えてきている。
地方がこれ以上衰退すれば東京にも
支えられなくなってしまう。
東京の手を地方に差し伸べていこう。
技術などを地方に広げていこうという事だと
思います。
具体的に何をすれば東京一極集中から多極分散
になるのかというのはすぐにどうにか出来るのなら
もうやっています。
これは時間がかかる問題で東京の技術を地方に
広げていかなければならないわけですが
地方との連携というものを今まで東京は
あまりやっていなかったので積極的に
やっていかないといけないわけですね。
これを一言で言うのは難しいです。
コミュニケーションの強化というと陳腐に
聞こえるかもしれませんがこれが実際に
効果がありますし大切なんですね。
東京というリーダーが地方を引っ張っていく。
地方が発展することは東京の弱体化では
ありません。
そうしなければこれからは東京ですら
持たなくなってしまうのです。
まとめ
石丸伸二さんの公約は
政治再建 都市開発 産業創出の3つでした。
安芸高田でも政治の見える化をわかる化をした
第一人者であり誰よりも公明正大な政治を
やっていくと思います。
不必要なものは無くし
必要なものを残し、生み出していく。
利権政治はやらないというのは
居眠り議員を許さなかった姿勢からも
わかりますね。
後は教育に力を注いだり
コンテンツを生み出す環境を
整えるなど未来の投資についても
しっかり考えているようでした。
元々UFJ銀行で勤めており
海外に先陣を切ったアナリストで
言わば経済のプロです。
経済を動かすビジョンが見えてきていることでしょう。
これまでの姿勢からも公約を破るということは
無いと思えますが今後の動向に期待ですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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